虫歯難しい表現をすると”う蝕”このう蝕の定義がわかると”何が大事!!”なのかわかってきます。歯にはエナメル質、象牙質などがありますが、その主たる成分はリン酸カルシウムから成っています。このリン酸カルシウムは、歯から出たり入ったりします。
この出たり入ったりすることに関与する因子があります。
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上記が基本になりますが、

- ・細菌の種
- ・細菌の数
- ・食事の回数
- ・糖の多い食事
- ・唾液の量
- ・唾液の質
- ・歯ブラシの回数
- ・歯ブラシのタイミング
ですから、これらの因子に対して、どうアプローチするかなのです。
簡単に言うと、
虫歯の定義=歯から出入りするリン酸カルシウムのバランスが崩れ、脱灰が進んだ状態が虫歯ということになります。
ですから、虫歯の治療というのは、ただ『削って詰める』ということが治療ではないのです。
それは、修復であって根本的な解決にはならないのです。
まず、リン酸カルシウムの出入りのバランスを整える!!
これが本当の意味での虫歯の治療となります。
親知らずは、
A.抜くほうが良い?
B.抜かないほうが良い?
どちらが良いのですか?と頻繁に聞かれます。
どちらも”正しい!!”のです。
というもの状態によりけりということなのです。
残すことにより、咬みあわせや残っている歯、歯周組織に問題をきたすようなら抜いたほうが良いこともあります。

逆に、どこかしらの大臼歯なりが保存不可能となった場合に、移植して使える場合があります。
このような時には、有効利用したほうが良いでしょう。ただ当然ですが、適応となるか専門的に判断する必要があります。
次に、抜歯しなくてならない場合、抜く場所によっては十分に安全に抜く必要があります。
下顎であれば下顎管の神経血管等を傷つけてないかを診査する必要があります。
この場合、CTを当院にて撮影して安全に抜く方法を考えます。
歯の中にはもともと神経血管は入っています。
痛みやその他の理由でこの神経を取ってしまうと、そこが空洞化してしまいます。
そうすると、体の中において空洞は『死腔』と言って、細菌が繁殖しやすい場所になってしまいます。
このため、ここをきれいにお掃除して、細菌が繁殖しにくいように『ガッタパーチャ』を
主成分としたものをこの中に埋めていくことをします(根充)
ただ、経年的ないし他の理由により、この場所で細菌が繁殖すると、根尖部に病巣ができて”うみ”が溜まってしまします。
これにより、何らかのきっかけで痛みだしたり、腫れたりしてくることがあります。この場合には、またお掃除が必要となります。
ただ、根管内はかなり複雑です。お掃除をしてお薬を詰めても痛みが続くこともありますし、病巣が消失してくれないこともあります。
それに、内部が狭くなっているため、当院で使っている特殊な器具、薬品を用いても完全に行えないこともあります。
ただ、出来るだけのことはやっていきたいと思っているので、やらなくてはならない場合には、
マイクロスコープ(顕微鏡)、CT撮影、ニッケルチタンの形状記憶合金でできたファイル、
固くなりすぎた石灰化部を柔らかくするためのEDTA、感染歯質を無菌化するための3Mix-mpなど
総出にて治療を行っています。
根の治療のために外科的な処置、根切、意図的再植などの処置を用いることもあります。
虫歯が小さい時には必要最小限削り、硬質の白いプラスチックを詰めます。
可及的に修復したのが目立ちにくいようにするため、豊富な色の種類を置くようにしています。
ある程度の大きさになり、臼歯部などで大きな力がかかるような場合には、『インレー』と呼ばれる銀の詰め物(保険内)にて修復を行います。
また、これ以上大きな虫歯には、かぶせ物(冠、Crown)をつけていきます。
小臼歯、大臼歯は銀歯となりますが、犬歯から犬歯までの6本の前歯に関しては、
表面が硬いプラスチックで出来た白い歯を入れることができます。

欠損補綴とは、『歯が無いところに修復物を入れるもの』を指します。
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- ・義歯(取り外し式の入れ歯)
- ・ブリッジ(固定式の歯)
義歯は、自分の歯をあまり削らずに済むという利点があります。
ブリッジは、固定式のものなのでしっかりしていて違和感が少ないという利点があります。

ご存知のとおり、『歯周病』『歯槽膿漏』両者は同じものを指しますが、
歯周病の原因は、細菌です。
これを引き起こす代表的なものとしては、P.g、A.a、B.f菌などがあります。
これらの細菌が、歯と歯茎の境目あたりに付着すると『これ以上体の中に入らないで』という
体の防御反応が起こります。
これが炎症反応です。
歯周病は大まかな分け方をすると
『歯肉炎』と『歯周炎』とに分けることができます。
歯肉に限局したものが『歯肉炎』で、
骨の吸収までしてしまっているものが、『歯周炎』と考えると分かり易いかと思われます。
CMなどで『成人の90%以上が歯周病です。』というのをご覧になられた方も多いかと思われます。
ほとんどの人が歯肉炎にはかかりますから、確かにそうではあります。
しかし、その歯肉炎の人達全員の骨が、吸収してしまう様になっていくのか?というとそうではありません。
人それぞれ感受性に差があり、このため骨まで吸収する人とそうでない人に分かれるのです。
- ・軽度 少し骨吸収あり
- ・中等度 ある程度吸収あり
- ・重症 もう抜かなくてはならない

症状によって、4段階に分かれるようなイメージを持っていただくと良いでしょう。
では、その治療ですが、その2大柱として2つ挙げられます。
・A 炎症のコントロール
・B 力のコントロール
A.『炎症のコントロール』とは、歯周病は炎症ですから、これを抑えるということです。
言いかえると、プラークコントロールを行うことを意味します。
”プラーク”=”歯垢”=”細菌”
いずれも中身は同じです。
口腔内、特に歯と歯の境目の細菌をきれいに取ってあげるということです。
プラークコントロールは、更に下記の2つに分かれます。
①セルフプラークコントロール
②プロフェッショナルプラークコントロール
①はご本人様にしっかりと行っていただくものです。
重要なのはここになります。どんなに頻繁に通院されたとしても、家にいる間のほうが断然長いのです。
この時にしっかりケアしていただくことが重要なのは言うまでもありません。
では、②のプロフェッショナルによるものとは?
これは医院サイドで行うものです。
患者様ご本人が磨きやすい環境を提供することが重要となります。
例えば、虫歯があればプラークが溜まりやすくなります。
これを治すとか歯が重なって磨きにくい様であれば歯を動かす。
かぶせ物の際が歯にあってないものをやり直す。
しみるところを無くす、ブラシが当たって痛いところに固い歯肉を作るなど、
様々な磨きやすい状態を提供することが、これになるのです。
では、B.『力のコントロール』ですが、無理な力がかかりすぎると、
歯肉組織にダメージが与えられてしまいます。
これで抜ける訳ではありませんが、ここに細菌感染が起きると共同破壊が起き、
急激にやられていく事になってしまいます。
ですから、無理がかからないようにしていく為に、奥歯は力そのものを支えられる様に、
前歯は奥歯に無理がかかり過ぎない様に、側方の動きを制御するなどの働きをもってもらい、
相互的に保護される様にしていくのです。
以上が歯周病の大まかな話となります。
基本は、細菌を機械的に除去することが、大切なのがおわかりになっていただけたと思います。
近年では、内科的に細菌をやっつけてしまえないかと考える先生も増えてきています。
確かに一つの方法と思います。
この場合には抗生剤を投薬するのですが、一回目は劇的に聞きますが、一度その抗生剤に耐性が出来てしまうと、効果が無くなってしまいます。
それに、抗生剤は乱用しては良いものではありません。というものいろんな細菌にも効かせなくてはいけません。
いざ、大病して抗生剤を服用していたら、効かない!!どうしよう!?では困ってしまうのです。
ですから、歯周病のコントロールに抗生剤というのは少し疑問が残ります。
つい最近、当院では抗生剤に代わって、『パーフェクトぺリオ』という機能水を使用しています。
このパーフェクトぺリオ(以下PPWとする)は、細菌を殺菌してくれるわけです。
その中身はa.次亜塩素酸とb.炭酸水素ナトリウムになります。
a.次亜塩素酸??って何という疑問が生じるはずですが、中学校の理科で血液中には白血球があり、
体の中の細菌をやっつけてくれると習ったと思うのですが、その白血球(好中球)に備わっているものなのです。
この次亜塩素酸を用いて白血球は細菌をやっつけてくれます。本来、体にあるものなのです。
ですが、そんな元々あるなら、要らなんじゃない??と思われるかと思います。
悪い奴ら(P.g、A.a、B.f菌)は上手に白血球に見つからない様にする術を持っているのです。
これが、厄介たる所以なのです。しかし、PPWは白血球がいなくても、直接それに働きかけてくれてやっつけてくれるのです!
耐性さえつくれない状態でやっつけてくれるのです!抗生剤のような耐性がないのです。
では、PPWのもう一つの成分である炭酸水素ナトリウムについて述べていきます。
人間社会では人と人が助け合って生活しています。同様にして、細菌らも同一種でないもの同士でも助け合っているのです。
この状態を『バイオフィルム』と呼ぶのです。この『バイオフィルム』を破壊しないとやっつけられないのです。
機械的に取るとか壊すしかないのです。これを壊してくれるのが、炭酸水素ナトリウム(重曹)なのです。
PPWはバイオフィルムを壊して、更に細菌をやっつけてくれるのです。
PPWはお子様、妊婦されている方、ご高齢の方などにも使用でき、虫歯にも効き非常に患者さまに喜んでいただいています。
私(院長)は、昔京都で老人ホームめぐりをして、多くの患者様の入歯作りをしていました。
その時の経験ですが、入歯を入れている人と入れていない人では、痴呆の具合、自治する程度があまりにも違うのです。
病院にも行っていましたが、入歯ないし歯のある人はすぐに治りやすいのです。しっかり食べられるということは大切なんだということを学びました。
総入れ歯をその当時多く作ったのですが、急ぎの場合には技工士さんに作ってもらわず、自分自身で作ってもいました。

フランス在住だった患者様が、入歯を愛犬に咬まれてダメになってしまったので、先生に作ってほしいと言われ作らせていただいたのを覚えています。
入歯、言いかえると義歯ですが、この『義』という文字がつくものとして、『義手』『義足』などがありますが、これらは上手に使いこなす必要があり、リハビリということが大切になってくるかと思います。
まさに、義歯も同じだと思っています。
必要な項目である、咬みあわせ、人工歯を並べる位置、形、材質そういったものをクリアした後に、十分体に馴染ませるということは、非常に重要だと思っています。
開業して14年になりますが、14年前に作らせていただいた総義歯を、未だに気に入って使って下さっている患者様も沢山いらっしゃいます。
どんなに頑張っても、体に馴染ませたものにすぐに敵わないと思っていますが、そういった『長く使えるような義歯を作りたい』と、今もずっと思って作っています。
以前、京都で務めている時に、歯磨き指導だけに来ていただいている患者様が多数いらっしゃった時に、
助手から『先生、患者様が歯磨き指導だけのために来るなんて、何も治療してないなんて可哀相』と言われたことがあります。
とんでもない!!歯磨き指導は治療なんです!!特に重要な治療なんです!!
『削って、詰める、かぶせる』ことが治療だと思われているのが、非常に残念なことだと言えます。
虫歯の項を読んでいただいたらお分かりになると思いますが、『削って、詰める、かぶせる』は修復であって、根本的な治療ではないのです。

ダメになったら直ぐに削ってを繰り返すとどうなるでしょう??簡単です。直ぐに歯を抜くしかなくなっておしまいです。
何故そうなったのかを考えることが、大切だと考えています。
ですから、虫歯、歯周病ともに細菌学的問題ですから、これにアプローチするためにも歯磨き指導は、患者様にとって非常に大切なことと言えるでしょう。
当院では他院からはびっくりされるほど、定期健診で来院される患者様ばかりです。
それは、メンテナンスの必要性を患者様に十分わかっていただけるように、お話をさせていただいているからなのではと思っています。
患者様の歯をきれいに長持ちさせていただける手助けをさせていただけると光栄に思っております。
当院では、お子様の歯の健康を守り育てるクラブ、「ニコニコキッズクラブ」を行っております。
お子様の歯の成長や状態を「歯の健康手帳」に記録し、子供のころから歯の健康を意識づける事により、将来の歯の健康に繋がるようお手伝いします。
「ニコニコキッズクラブ」の会員の方には、定期健診の度にポイントが貯まり、貯まったポイントでガチャガチャを行い、楽しいおもちゃをプレゼントします。
お気軽にご参加ください。




